いってらっしゃい
おばあちゃんを見送った。
107年も地上に生きた大先輩。
ユーモアにあふれ、頭がよくて、いろんなこと知っていた。
喜怒哀楽単純で、とりわけいつも楽しそうな印象が心に残る。
頭が良いから、ひけらかさなかたけど、
5人の子供を育てつつ
仕事で朝から晩まで忙しい旦那を支え
親の介護もして
晩年は旦那に付いて行って田舎暮し。
洋裁の腕はものすごかったのに、
自慢もしない。
今の世の中、これをこなしていたら、
すごい!と取りざたされるかもしれない。
そんなことを、いやな顔見せず
あっけらかんと、こなしていたスーパーウーマン。
今の世の中、スーパーウーマンとたたえられる
ヒトなど足元にも及ばない。
立派に5人を育てあげ
旦那を見送り、
多くの人の支えとなり
107の葬儀にたくさんの人が見送りに駆けつけた。
あっぱれ。
90を過ぎて書き記していた日記には
「孤独」について書かれていた。
家族がいても、周りに人がいても
自分と同じく時を過ごした知人はみんないってしまった。
孤独・・・・・。
でも、その孤独とは本当の人間の姿だと。
誰に頼るわけでもなく、この孤独を自分で受け止める。
孤独という文字をたくさん書き記しているのにも関わらず
精神は前向きだ。
ただ、アグレッシブとは違う。
素直に自分を受け入れ、天下太平。
またもや、あっぱれ。
恐れ入った。。。。
いつも笑っていたおばあちゃんの繊細な裏側を垣間見て
またもやヒトの器の大きさを思い知らされた。
それに比べ自分のなんと小さいことか。
長生きの秘訣は「ヒトと競争しないこと」だと。
今はその気持ち、やっとわかってきた。
大きく広がる必要はない。
やっぱり、自分自身を受け止める度量がある人間になりたい。
そうして、少し、世の中の人に自分の知ることを
伝えて、みんなが穏やかに生きることができる手助けができたなら・・・・
そう思える生きざまでした。
最後の最後まで、家族が残されて呆然とならぬよう、
時間をかけて、猶予をくれました。
あっぱればあちゃん。。。。
最後には、日記に万歳して見送っておくれとあったので
みんなで万歳三唱して見送りました。
笑いながらゲタ鳴らして行くおばあちゃんが見えます。
あんなばあちゃんになりたいな。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)

































































































最近のコメント